* 特別講演 *  2月24日(水) 9:00〜11:00

特別講演:「未来をつむぐくらし方、はたらき方」〜半農半Xの視点から〜


講師
塩見 直紀さん

 半農半X研究所代表、総務省地域力創造アドバイザー。

 1965年4月、京都府綾部市生まれ。京都府綾部市在住。大学卒業後、約10年、株式会社フェリシモに勤務、33歳を機に綾部へUターン。

 翌2000年、「半農半X研究所」を設立。21世紀の生き方、暮らし方として、「半農半X(エックス=天職)」というコンセプトを提唱。ライフワークは個人から市町村までのエックスの応援とコンセプトメイク。著書(共著)に『半農半Xという生き方【決定版】』『半農半Xという生き方 実践編』『自給再考』など。

 『半農半Xという生き方』は中国語訳され、台湾に続き、中国でも発売され、講演もおこなう。韓国での翻訳出版も決定。2015年より、綾部ローカルビジネスデザイン研究所プロジェクトをスタートさせた。


* リレートーク *  2月24日(水) 11:00〜13:00

リレートーク「これからどうやって食べていく?」〜活動実践紹介〜



コンスタンティン・シュタインマイヤーさん
「海の向こうの半農生活」
イタリア・ピエモンテ州在住。1988年ドイツ・ハンブルク生まれ。幼少期に、自身が食品添加物アレルギーとわかり、「食」に興味を持つようになる。自ら育て、自ら作ることを極めるためにシェフとなるべく、料理の道へ。世界各国で持続可能などをテーマにしているプログラムやワークショップにも参加。現在はイタリア食科学大学に在学。大学の農場管理担当。持続可能・小規模農場・手づくり・顔が見えるものづくりをテーマにした“The Wishing Table Project”や“Tower San Teobaldo”など主宰。日本の食文化への関心も高く、ミラノ万博・スローフード館では和食文化講師としても活動。





榎本はちみつベリーファーム代表
榎本佐和子さん
「未来をつむぐくらし方、はたらき方」
新規就農4年目。自分で飼育するミツバチから採れたはちみつの味に感動し、市販品との違いを知り、非加熱はちみつの美味しさを伝えたいと農業の道へ。「自然のめぐみを、そのまま食卓へ」をコンセプトに、自分が食べたい、家族に食べさせたいけれど市販ではあまり販売していないものを作り続ける。完熟非加熱のはちみつ、平飼い烏骨鶏のたまご、完熟収穫のブルーベリー、ブラックベリー、畑で栽培する天日干し自家製粉こむぎこ、干しいも、手づくりジャムなどを販売。ミツバチの蜜源に、近隣の遊休農地を耕し、レンゲ、菜の花、ひまわりなどの種を蒔き、飼育しているヤギと除草をし、たい肥をつくり、畑の栄養にするなど、循環型農業を目指す。はちみつマイスター、ジュニア野菜ソムリエ、第一種衛生管理者。第12回東三河ビジネスプランコンテスト最優秀賞。女性農業次世代リーダー育成塾一期生。東海地域の六次産業化推進人材育成修了。





伊賀ベジタブルファーム代表
村山 邦彦さん
「どうやって農業で食べていくのか」
京都大学大学院エネルギー科学研究科修士修了。機械エンジニア、高校理科教員などを経て脱サラ、2年半の研修期間を経て2007年に三重県伊賀市で就農し、野菜の有機栽培に取り組む。2012年 伊賀ベジタブルファーム株式会社 を設立。経営規模は約2ha(うち施設14a)。伊賀有機農業推進協議会の事務局・副代表として運営に関わり、2013年秋に会員らが出資して設立した農産物販売などを行う 株式会社へんこ 代表取締役に就任。1973年生まれ。





ネイチャーガイド
遠藤 隼さん
「組織から飛び出して見えるもの」
1984年、栃木県宇都宮市出身。大学で子どもたちと自然の中で遊ぶ楽しさに目覚め、卒業後はホールアース自然学校に就職。富士山周辺で、樹海洞窟ツアーやアドベンチャーなこどもキャンプ、命を知るための食育体験などを実施。2012年、更なる大自然を知りたいと自転車での地球一周旅に出る。ユーラシア大陸横断&南米大陸縦断を経て2014年帰国。さらに、里山での有機農業を通した暮らしを学ぶために地元栃木で一年間の研修を経て、只今、日本の里山を舞台に「自然」「里山」「暮らし」などをテーマにした自然体験を子どもたちに伝えるため、そして自らが生きていくための「道」を模索中…。2年間の新聞連載をまとめた書籍「ユーラシア横断自転車旅日記」が下野新聞出版より発売中。





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