みなさん、こんにちは。
5月にはいり例年であればこの時期はGWのメインイベント「とんとん祭り」が開催され、
園内では大きな歓声とこどもたちの元気な笑顔がたくさん見れていましたが、今年は
とても寂しい静かなGWとなってしまいました。
とはいえ、感染拡大を防止するため仕方がないこと!と気持ちを切り替えて、日々頑張っております。
そんな中、園内にホタルが観察できるスポットをつくるために、こっそりと4月上旬にホタルの幼虫を放流しました!
ここモクモクファーム周辺はとても自然がいっぱいな地域です。
毎年6月の中旬くらいになるといくつかのエリアでホタルが観察できます。
園内では、あまり見ることができませんが、自然豊かな場所ではあります。
ホタルが住める環境があるか調査していく中で、ホタルの養殖、放流活動されている方との出会いもありモクモクホタルプロジェクトが始まりました!
4月上旬の晴れたとても気持ちのいい日でした。
ホタルの放流にご協力いただいたのは、川口さんご夫妻。とてもすてきなホタル大好きご夫妻です!
今回、放流することになったホタルは「平家蛍」です。
「平家蛍」のことを調べると、、、
・ホタルは、日本に約40種が生息しており、その中でも「ゲンジボタル(源氏蛍)」「ヘイケボタル(平家蛍)」は代表的な種類になり、「平家蛍」は、日本のホタルの中では小型の種になり、水田、池、湿原などの止水域に生息しています。
とのこと。
まずは、川口さんといっしょに園内をまわり放流ポイント探しとなり、いくつか事前に検討した候補地を調べました。
ホタルを放流するときに大切なことは、ホタルの幼虫の餌になる生き物が住める環境であることです。
その生き物とは、タニシやカワニナとなります。今回はカワニナを用意していただきました。
田んぼ周辺の水路を探索していると、なんとそこにはカワニナが自生しているではありませんか!
発見したのは川口さん。さすがですね。
自生しているカワニナを発見し、スタッフのテンションもあがってきました!
場所は園内奥にある田んぼ広場周辺。きのこ農園や体験教室C館の近くになります。
放流ポイントが決まり、まずはカワニナの放流。
放流のやりかたは、環境のよさそうなポイントを中心にパラパラとやさしくまくだけ。
そして、いよいよ主役の登場です!
ホタルの幼虫を間近に見るのは初めてでした。体長は10mmくらい。
正直「かわいい!」とはいえる姿ではありませんでしたが、この子たちが無事に成虫になって、
夜に小さな灯りをともしてくれると思うと愛着がわいてきます。
元気に育ってね~といいながら、カワニナと同じところに幼虫たちを放流しました。
この子たちが無事に成長し、成虫になって飛び回るのは、例年であれば6月の中旬以降とのこと。
その年の気候によっても多少前後するようですが、とても楽しみです。
これをきっかけに毎年ファーム内でホタル観賞が楽しめるといいですね。
これからも、ホタルの様子などブログにアップしていこうと思います!
ホタルプロジェクト担当 田中