田んぼの学校2019を終えて

秋が近づいてきた10月、モクモクでは2019年度の田んぼの学校が卒業式を迎えました。

 

4月から始まり、毎月1回、全7回の田んぼの学校。

今年は4月14日に入学式を行い、参加ファミリー数は計8組でした。

初日はあいにくの雨でしたので、屋内で校長先生のお話を聞きました。

第1回目だったので、お米が1年でどうやってできるのか、この田んぼの学校ではどのような作業・お世話をするのかなどのお話を聞きました。

お話の後はもみまきを行いました。次回田植えで使う苗作りです。

5月は田植え、6月7月には、雑草取りを行いました。

除草剤を使わないので、人の手で雑草を取り除いていきます。

たいへんな作業ですが、稲の成長に必要な作業です。

8月は田んぼには入らず、外から観察。観察のあとはかかし作り!

おうちから古着を持ち寄って準備万端!

竹を麻ひもでぐるぐる。タオルをぐるぐるした後、洋服を着せます。

意外と麻ひもをしっかり巻くのがむずかしかったり・・・。

最後はお顔も書いてあげました!

いろんなかかしが出来上がり、記念に1枚「はい、ちーず!」

最後は田んぼの中へ。かかしさん、みんなの稲を守ってください。

9月はとうとう稲刈りです。

みんなで一気に刈っていきます。

刈った稲は脱穀もその場でしてしまいます。

 

最終日の10月5日は卒業式。

校長先生からの最後のお話を聞いて、作ったお米をみんなで食べました。

卒業証書ももらって、田んぼの学校は終了です。

今年は雑草に栄養分を摂られた影響もあり、収穫量は全部で約150㎏ほどでした。参加人数に応じて、1家族12~30kgのお米を持って帰ってもらいました。

参加者のみなさんからは「お米がとれてうれしかった!」「子ども同士がなかよくなれた」「たくさんいきものがいて楽しかった」「ごはんがおいしかった」などのお声をいただきました。

自分が食べるお米を、自分で作る楽しさや、大変さをこの学校を通じて感じて頂けていたらうれしいです。

2019年の田んぼの学校は終了になりますが、またいろんなところでみなさんにお会いできたらいいなぁと思っております。

半年間ありがとうございました!

 

田んぼの学校 中島