田んぼは中干しの時期。
ずっと水のたまっているイメージのある田んぼですが、この時期に一度田んぼの水を抜きます。「中干し」といいます。
田んぼの泥の中にたまったガスを抜くことと、イネの根張りを促すこと、イネが茎を増やしすぎないように適度に止めること、という目的があります。
写真は「モクモク田んぼの学校」の田んぼ。田植え機で田植えをした畦の近くは、イネが歯抜けになっています。準備した苗が十分に足りず、補植ができませんでした。
苗を一本だけ植えた株もあります。根元から茎が分かれていく「分げつ」をして、少し頼もしくなりました。1本の苗が20本の茎に分かれました。
全体的に元気がよく、がっしりしたイネ。タイミングのよい草取りの甲斐もあり、雑草もあまり生えていないようです。
上の写真は6月23日の田んぼ。下は田植えから2週間後の5月29日の様子。1ヶ月経って、田んぼがすくすくと大きくなってきているのがわかりますね。
田んぼの学校 こまつ