~ハムの学校~第一回 農夫のハムづくり

はじめての開催となる「ハムの学校」。ハム職人の社長と、3人の女の子で和気あいあいとした雰囲気のなか終えることができました。

今回「ハムづくりを勉強したい!」と集まってくれたのは、小学校5年生の女の子です。みんな同い年で、はじめてのハムづくりにおどろきながらだんだん仲良しになりました。

まずは社長から、豚肉のおはなし。

豚肉は豚肉でも、ロース・バラ・カタロースなどなど、食べる場所によって味も見た目も違うんだよ~と、自分の体を指差しながら説明していきます。

焼いてみると、脂身がちぢんだバラや、色の濃いカタロースなど、より違いがわかります。「わたしはカタロース」「バラがジューシーでおいしい」と言い合いながら試食しました。

「農夫のハム」に使うのは『豚バラ肉』です。バラ肉の大きなかたまりから、それぞれが「ここがいい!」と選んだ部分を社長が切り出しました。

そしていよいよ、包丁を入れていきます!最初はこわごわ…

肉がパカッと開くようになりました!

農夫のハムは開いた豚バラ肉に、好きな具材を入れたソーセージ生地をつめて仕上げます。社長が具として持ってきたのは、ピスタチオ・チーズ・ガーリックチップ・乾燥パプリカ・小麦工房の食パンです。

「ピスタチオとチーズ合う!」「にんにくおいしい~」と、十分すぎるほど試食しながら、みんな結局全種類入れることに決めました。

そして、ハムの外側にすりこむスパイスを計ります。

黒こしょう・白こしょう・玉ねぎ・にんにく・唐辛子・しお学舎の塩の6種類。なかなか強烈なにおいですが、これがバラ肉に浸透してハムの味付けになります。1g単位で、慎重にはかりました!

 

ソーセージ生地に好きな具材を入れて、手でよーく練っていきます。とっても冷たい!

そして仕上げはなんと、針と糸。ソーセージ生地をたっぷりつめて、縫っていきます。

縫い方はコツがいりますが、みんなすぐに慣れました。職人さんみたい!かっこいいです。

最後にスパイスをすりこんで、

完成~!!!

3人のオリジナル・農夫のハムはハム工房で5時間かけて焼き上げます。みんなのおうちには8月末にお届けすることになりました。

自作のイラストをシールにして送ります。はじめて自分でつくった、世界にひとつだけのハム。楽しみにしていてね~!

第一回ハムの学校は、食べて、学んで、そしてわくわくしながら完成を待つ、楽しい学校になりました。みんなのハムがおいしく仕上がっていますように…。

はーちゃん