激しい雨が降った5月13日、第2回目のいちごの学校を開催しました。
早めに集合した日直さんが、すすんでお手伝いをしてくれています。
さて、今日も観察からはじめます。親株がモクモクにやって来てから約20日。前回の入学式のときと、どこが違うかな??
葉っぱの本数が少し増えていますが、植え付けから20日もたつと、実際はそれ以上にたくさん生えてきています。株のまんなかにたっぷり栄養がいくように、古い葉っぱはすでにとってしまっています。
それから、よ~く見るとみじかいランナーが。「こんな細い茎が伸びて、しかもこれから株がふえるってどういうこと??」と、まだみんな想像がつきにくいようです。
そこで校長が収穫中の株から長~いランナーを持って来て、「こんな風に、離れたところに根っこを生やして株を増やしていくんだよ」と見せました。ランナーの途中から根っこが生えようとしているようすを見て、少し仕組みがわかりました。
続いて、収穫中のいちごハウスへ。今収穫中のいちごは、実はあと10日ほどで収穫が終わってしまいます。実も小さくて、味も水っぽさが増しています。試食をしてみると、「変わらずおいしい甘い!」という人もいれば「先月とこんなに味がちがうの?確かに水っぽくなってる」という人も。
この時期の、酸っぱさも出てきたいちごはジャムに炊くととってもおいしいんです。みんなでジャム用のいちごを収穫しました。
そしてジャムをつくります。みるみるうちにいちごからジュースがでてきて、甘~いにおいが広がりました。
ジャムを持ち帰るためには、茹でてあつあつのビンにつめたあとで2次殺菌をしないといけません。もう一度熱湯に入れて、そのあとゆっくり冷まして…としている間に、いちごのお仕事をします。
今日のメインはランナー取り。あとひと息、今なっているいちごが収穫できるように、余分な栄養を取ってしまうランナーを引き抜きます。苗づくりではとっても大切なランナーですが、もうすぐ収穫を終える株にとっては、なくてもいいものになります。
前回練習をして要領を得ているだけに、40分間とっても集中してランナーを取りました。
ハウスの4分の1という目標もクリア。いちごの株がどんどんスッキリしていくので、みなさん楽しんでくれました。
そして最後に、できあがったジャムを受け取って自作のラベルを貼りました。
次回からはいよいよ、「苗づくり」の本格的なおしごとがはじまります。「とにかくたくさん」のランナー取りとはちがって、「慎重に、ていねいに」がんばりましょう!
次回も楽しみです♪
いちごの学校 はーちゃん