いちごの学校 -第5回- いちごの苗の定植をしました!

第5回目のいちごの学校、

みんなでいちごの苗を植える、「定植」をしました。

 

「真夏の蒸し風呂だった前回とちがって

今日は涼しいですね!!」という言葉ではじめようと思っていた

はじめの会ですが、さいわい(?)の雲ひとつないいい天気で

朝からかなりあつい一日となりました。

 

 

まずは前回、親株から子株を切り離して「ひとり立ち」させた

「切り離し」の会のおさらいからです。
葉っぱを3枚にそろえることで、バラバラだった子株の大きさが

そろうようにすること。

親株の方につながっていたランナーは、植える時の大事な目じるしに

なるのでちょっと残すこと。

みんなよーく覚えていました◎

 

さてあれから1か月半のあいだ野口校長たちいちごスタッフは、

葉っぱの数をそろえる作業を2回ずつしています。

そうすることで、全部の子株の大きさがだいたいそろいました。

そしていちごの苗がちゃんと、花を咲かせる準備ができているのかどうかを

顕微鏡でしっかり確認したら、ようやく「植えてもいいよ」というサインです。

 

この日の目標はなんと、【ハウス丸ごと1棟分】!

30人足らずのいちごの学校のメンバーで、

約5000株もの苗を植えることになります。

けれど「大丈夫かな…」と不安だったのは、どうやらスタッフのほうみたいです。

 

これまでの4回の学校でうすうす感じてはいましたがどのファミリーのみなさんも

「目標が高いほど燃えるタイプ」なようで、気合は十分!

 

お姉ちゃんと競い合いながら

親子で協力しながら

順調に定植はすすみました。

 

定植するときに気をつけるポイントは、苗の向きと、植える深さ。

子どもたちが穴に苗を入れて、

 

大人が後から向きを確認してぐっと押し込んでいます。


 

子どもたちも慣れてくると穴に苗を入れてから土をよせるまで、

ひととおりできるようになりました!

 

苗がなくなったら取りにいきます。

 

みなさん熱中しすぎてなかなか休憩しないので、

20分に1回くらい、みんなで休憩をしました。

 

休み時間はいつもどおり、カエルやバッタをとったり

 

のびてしまった広場の草を見るに見かねて抜いてくれたり

 

「必ずひと口はお茶を飲むこと」以外は自由です。

おひるごはんをはさんでまた再開。

ひと家族ごとに場所をわりあてていましたが、

最後の1列はみんなで一緒に植えました。

 

最後はみんなで、本当に正しく植えられているかの

チェックまですることができました。

 

そしてついに!!

休憩もふくめて2時間ちょっと、

ハウス丸ごと1棟分の定植を終えることができました!

目標達成~!やった~!

全部きれいに植えおわったハウスのスケッチをしているなか、

ハウスではさっそく、野口校長が水やりをしています。

 

次回のいちごの学校は10月末。

いちごは、植えてから約1か月で花が咲きます。

次来るときはどんなお花を見せてくれるのかな…

とっても楽しみです!

 

いちごの学校 はーちゃん