お米の花、見たことありますか?

咲いた咲いた!
田んぼの学校のお米のお花が咲きました!

稲の穂が出揃いはじめてきたなと思っていると、次いでしばらくするとお米の花が咲きます。

とっても命が短い「お米の花」。
咲く時間も、午前中の約2時間のみ。
一気に咲くのではなく、少しづつ順に咲き、受粉が終わると閉じてしまいます。

 

7月22日に、お米の花が咲いた後を発見してから5日。
ついに、咲いている姿をとらえることができました👏

お花と聞くと、花びらがあるイメージですが、お米のお花はそうではありません。
いわゆるもみ殻が二つに割れて、中から雄しべが顔をのぞかせるのです。
パカッと割れたもみの中からひょろっと出てきているのが、雄しべ。
もみの裂け目にあるもしゃっとしたものが雌しべ。
花が咲く前にもみの中で、雄しべの花粉が雌しべにつき、ほどんと受粉は終わった状態で咲くそうですよ。

 
2時間もすれば、もみは閉じて、雄しべもしおれます。

稲は穂を出してから5~7日ですべてのもみが花を咲かせて受粉が終わります。
受粉したもみはこのあと、胚や胚乳ができ、いずれ子房が膨らんできて、いわゆるお米へと姿を変えていきます。

 
5月19日の田植えからようやく花が咲くまできました。
9月の収穫に向けて、台風や害虫に負けずにこれからもがんばってほしいものです。

 
クモ達の害虫駆除のお手伝いにも期待が高まります!

 

 

田んぼの学校🐸めぐ