田んぼの学校 幼穂の成長

田んぼの学校で、幼穂の観察をしてから約2週間。
幼穂は、確実に大きくなっています。
茎ももちろん太く丈夫になってきています。

 

~はじめて観察をした7月9日~
小さな穂の赤ちゃんを確認
この時は5mm~1cmほどの小さな幼穂を確認できるほどでした。

~1週間後の7月15日~

もうこんなに大きくなってるの!?とびっくり!!!!!!
幼軸も上に上がっていて、しっかりとお米の粒が確認できるくらいまでになっていました。
緑色のペラペラなお米です。
お米というよりも、本当に殻です。

「日本一早い新米!?やで!」
と農場長に言われて、わかがパクッ。

「ん~…なんだかシャキシャキしているような…お米というかサラダのような食感!」

「順調順調~」
と農場長は笑顔です。

 

~2週間後の7月22日~
観察の時には、70cmの背丈だったものがもう少しで100cmに達します!

お米はどれくらい成長したかな…!?
切ってみると、びっしりとお米が詰まっていました!
粒も1週間前よりも大きくなっているようです。
でもまだペラペラ。


粒を食べてみると、前回よりも「殻」感がしっかりとしてきました。
サラダのシャキシャキ感はなく、口に残ります。

それもそのはず。
これからお米のお花が咲いて、受粉し、その後お米になっていくのです。
なので、今はお米ができる前の準備段階。
つぼみのような状態でしょうか。

 

ちなみに、殻をあけてみると中はこんな様子でした。

7月下旬から8月上旬にかけて、お米のお花が咲きます。
お米の花が咲くのは、お天気の良い午前中の数時間だけ!
一気には咲かずに、5~7日かけて順番に咲きます。

 

せっかちなお花もいるみたいですが、シャッターチャンスを逃さないようにしなければ…!

まだまだ田んぼからは目が離せません。

 

田んぼの学校🐸めぐ