田んぼの苗づくり

田んぼに植えるお米の「苗」はどうやってできているか知っていますか?

苗を作るためには、たねが必要です。
お米の苗はもちろん、お米のたねから。
そしてお米のたねは…そう、お米です。


殻のついたものは「種もみ」、殻をとったものは「玄米」です。
玄米を精米すると「白米」になり、これはおなじみです。

苗を育てるためには、殻がついている種もみを芽だししたものを使います。

田んぼの学校では、4月16日にモミ蒔きを行いました。
2週間も経つとずいぶん様子が変わってきます。

 

【4月16日
田んぼの学校のみんなでモミ蒔きしたものは、モクモクから車で7分ほどのところで
芽だし機」にいれました。
このビニールの囲まれている大きな四角いものが「芽だし機」。
名前のとおり、芽を出すための設備です。
床には水が張ってあり、この芽だし機をあたためることにより蒸気が生まれて、
中が暖かくなるという仕組みです。

中はこんな様子。

【4月18日】(28時間後)
少し芽が出はじめました。

【4月19日】(51時間後)
一日経っただけで、みるみる成長したのが分かります。
ちなみに、芽だし機の中は、31℃。

【4月21日】
前日に芽だし機から、に移動しました。
白いもやしのようですね。

直接太陽の光を当てると弱ってしまうので、少しの間はシートをかけて育てます。

【4月23日】
シートをめくってみると…
緑に色づきはじめていました!
太陽の光に当たってキラキラと輝いていますね。
そして、なんだかもやしから芽がでているような感じ。

【4月25日】
しっかりと上を向いて育ち始めました。
緑色も少し濃くなったような気がします。
ちなみに底は、砂地です。
水がたまっていて、自然と必要な分だけ苗に水がいくようになっています。

まだまだ苗はもっと大きくなっていきますよ。
田んぼの学校*めぐ