モクモク遅咲きの桜の花が少しずつ開き始めている平日は、遠足の学生で園内はにぎわいます。
「食」の話と、「働く・仕事とは」についてお話をという依頼をうけ、
三重県伊勢市の中学2年生100名にお話をしました。
お天気がよかったので、やぎ・ひつじ、豚などをとなりに青空教室。
みなさんは食べることが好きですか?
ソーセージ好きな人?
ソーセージは主に豚肉からできること。
その豚肉にもいろんな種類があるということ。
食用豚はなにを食べて大きくなるのか、生後何日で出荷されるのか、
モクモクの園内のミニブタはなにが違うのかなどのお話を。
実際に隣にいる食養豚の姿をみながらのお話。
私たちは生きるために、豚の命をいただいているんです。
「おいしい肉をありがとう」
「かわいそうな気がする」
「なんかいやや。。。」
調理された豚肉を食べるときには、なにも思わないけれど、実際に生きている豚を目の前にするといろんな感情が。
それも大事なことです。
肉の部分以外にも、豚は無駄なく全部を使えるんだよ。
毛も、皮も、顔も、足も、骨も全部。
内臓とか血も!?
そこに先人の知恵が隠れているんだよね。
そんな話をしながら、モクモクで働く人の話も。
同じ「モクモク手づくりファーム」という施設でも、たくさんの人がいろいろな役割をもって働いています。
どんな職種があって、それぞれどういう仕事をしているのか。
働くというのは、一体どういうことなのか。
経験談を交えながら、お話をさせていただきました。
話の後は、お弁当を食べ、動物と触れ合い、ウインナー工房でウインナー作りを見たり、
手づくりウインナー教室で自分たちの手でウインナーを作ったりと、盛りだくさんの一日。
ただ食べるだけでなく、話も聞き、実際に見て触れ合い、そして体験しながら「知る」ことが大切だと考えています。
モクモクでは、いろいろな工房があり、だからこそ分かること、伝えられることがあります。
食を学ぶ校外学習、ぜひお気軽にご相談くださいね。
食育企画 渡辺